柔軟に異なる景色を愉しむ

 また負けた。古希野球の兵庫県連盟公式戦で3連敗。これで通算成績は2勝3敗となった。負けはいつも落ち込むのだが、今日の敗戦はショックだった。今までは「拙守で」と、言い訳もできたが、今日は打たれまくっての6失点。1-6のスコアだった。

 今日の試合は気合が不足していた。これは本来投手が成すべきことを考えずに、拙守やその他雑念が生じた結果、ピッチングが淡白になり、フォームをいじろうとした。「あぁ情けない」と気分が滅入った。わたしの古希野球は負けて学ぶことの多い野球人生。気分転換、気分転換、次に備えるぞ。

 ちょっとからだの疲れもある?古希・還暦で週二日の試合、二日の勤務(障害者事業所)、土日は軟式野球理事長としての仕事、結構忙しい。この連休は2が試合、3と4は尼崎へ役員として参加。73歳を迎える日常としてはちょっとハードなのだが、楽しみもある。

今までの人生では見なかった「景色」を眺めているからだ。学童のかわいい選手たちが懸命にプレーする姿は清々しい。彼ら、彼女たちと野球場で共有する時間は苦にならないのだ。その中で若い人たちを育てる喜びもある。

☆ひさびさに西脇の明るい話題が今朝の神戸新聞北播版を飾ってくれました。市内の高校一年生が審判デビュー。高瀬君は西脇軟式野球協会員として、地域の小中学生の役に立ちたいと、熱い希望を抱いて活動しています。記事では、彼の姿と、それを温かく見守りながら指導している審判団のコメントが紹介されています。

 彼を取材し、その純粋な考えに共鳴して記事にされた伊田記者の感性や、記者としての姿勢にも学ぶものが多々ありました。今後、他の高校生や女性審判が登場してくれたら、さらに西脇が盛り上がるだろうと期待しています。(4月30日 わたしのFBより)

 記事を見て、丹波篠山の野球関係者がいっていた。「野球人口が減少する中、われわれも今までと同じことをやっていてはダメ。柔軟な発想が必要だね」と。野球協会の改革、改善を皆と取り組みながら、人生で初めての景色を眺めるのは若さの維持に役立っているのかもしれない。とすれば、わが古希野球でもそろそろ「違った景色」を眺めたい。切実に!


 


シニアの昭和史 独り言 (還暦野球スポコラ改題)

輝くシニア発掘~中高年に励ましを~

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