日記風に「12月に入って」
12月3日(日)に「第11回鈴木啓示 草魂カップ学童軟式野球大会」二日目が無事終了した。ベスト4に西脇軟式野球協会所属の4チームが残って、次週の準決、決勝で熱戦を展開する。それからの動きを日記風に追ってみた。
① 12月3日(日)
審判団へのお礼もそこそこに帰宅。同じ町内出身で今は羽曳野に住むTさんと自宅近くの居酒屋へ。年に一度の顔合わせ。彼は大阪商大陸上競技部出身で全日本学生(インカレ)の800m決勝を走る優れたランナーだった。歳はわたしよりひとつ上。町対抗野球の練習や川泳ぎを楽しむ幼馴染の仲間だった。Tさんたちは毎年12月初旬に西脇工業高校陸上部のOB会を持つ。その際、滞在を1日延長してわたしと飲むのを楽しみにしてくれる。会うだけで自分を少年時代へ引き戻してくれる存在なのだ。ほとんどの仲間は故郷を出ているから、わたしには貴重な人である。
③ 12月4日
来シーズンに向けて練習を再開する。ウォーキング&ピッチング。近所の「憲法9条の会 にしわき」世話人の、これまた町対抗野球時の先輩Mさんから「あんたも一度スポーツと平和」をテーマに文章を寄稿してくれないか」といわれ、悪戦苦闘の800字を綴った。内容は全く自信なし。6~7日は「ベースボールと野球を繋いだ男」(大リーグ研究家の故・今里純氏評伝)を書くための資料整理に追われる。
④ 12月8日(金)
17:00、西脇ロイヤルホテルに鈴木啓示さん(プロ通算317勝の殿堂入り名球会投手)を迎え、実行委員のSさんと3人、軽い食事の会を持つ。鈴木さんの実家のすぐ近くの店で、昔を振り返りながらワインを少し楽しんでおられた。3人のつき合いも11年目となって、互いの腹の中をさらけ出せる仲になっている。
⑤ 12月9日(土)
「草魂カップ」の最終日。地元チームの熱戦に時間の経過が早い。すばらしい天候だ。大会は地元、西脇市の「西脇野球スポーツ少年団」三度目の優勝で閉会式へ。この日は西脇高校女子マネージャー2名がアナウンスを担当して、大会に花を添えてくれた。さすがに疲れた。全員が心地よい疲労感に包まれた西脇公園野球場で、鈴木さん、Sさん(スポニチ記者)Iさん(デイリースポーツ記者)、Yさん(元神戸新聞局長)そして元プロ野球審判の福井さんをお送りしたのは午後4時過ぎだった。西脇市の遠藤教育長も顔を見せ、学童の元気さに感動しながら審判、役員諸氏に頭を下げていた。教育者らしい姿勢に好感度アップ。ありがたい。
⑥ 12月10日(日)
兵庫県軟式野球連盟の理事会出席のため、午前7:40自宅を出発。途中ヴェテランの理事長を乗せる。向かうは「元町まちづくり会館」(神戸市)。選手登録方法の変化(野球ねっとによるパソコン操作)と、個人登録費徴収(一般各200円、少年、学童は各50円)の混乱?で会議がやや紛糾。大きな組織運営はなかなか難しいのだ。各理事さんとは「よいお年を」とあいさつをして、元町商店街の「サントス」でパンケーキを食べた(並ぶこと20分)。柔らくなっていてちょっとがっかり。
そこからひとり、三田市へ車を走らせる。その夜は還暦・古希野球「三田プリンス」の納会が予定されている。17:00まで時間があったので「有馬富士公園」を歩くこと約1時間、古希野球の投手はじっとできないのだ。汗ばんだ。しまった着替えがない。料理店「S]の席に着くと、先日「吉田正尚ファンクラブ」の集いで福井県へ行ったMさんから吉田選手の名がプリントされたTシャツをいただいた。すぐに着用、「これで風邪をひかずに済むわ」と一安心。軽トラに「RED SOX」と大書している丹波篠山のMさん、吉田ファンの間では超人気者である。ありがとう。しかしノンアルではどうも納会にそぐわない。早めの退席で帰路に着く。
⑦ 12月11日(月)
草魂カップの礼状を18通整えた。礼状を書き、宛名も入れて、結果表も同封すると肩が凝った。翌12日(火)に投函してホッと一息。ちょっと疲れたか。
⑧ 12月13日(水)
10:00 西脇ヘソ公園の喫茶店で待ち合わせ。神戸から野球の先輩が来西。夏に中国から延べ約200人の学童、中学生が野球(甲子園の観光なども含めて)にやってくるので「西脇市で引き受けてもらえたらありがたい。地域活性化に活用できるのでは」とは先輩Sさんの言葉。「西脇青年の家」、「加美町青雲の家」や西脇公園野球場を順に廻って、宿泊施設の空き状況や野球場の写真をチェック。中国への市民感情や、文化の違いなどもしっかり考慮に入れながら今後すすめていこうと相談。レンタカー会社や旅行者へも渡りをつけた一日。
とまあ、こんな日々を過ごしているが「忙しいことはいいことだよ」と言ってくれる人もいて、あと1年は、古希野球選手、軟式野球協会理事長、スポーツライターとして努力しようと決めている。2年後は、全て忘れて一か月、娘と孫のいるポートランド(オレゴン)でゆっくりと過ごしたいものだ。そうしないと妻の健康、体力がアメリカ行きに耐えられなくなるし、子どもたちから「自分勝手な人間や」と非難されるばかり。
そんなことを考えながらブログを更新した今、今年出会ったすべての人たちに感謝の気持ちを表しながら、「みなさんのご健康と、世界の平和を祈念して、よいお年をお迎えください」。
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