2019シーズン終わる
第5回近畿古希軟式野球大会(11月12日・堺市みなと堺グリーンひろば)をもってわたしの今シーズンは無事終了しました。結果としてはまずまず。改善点、反省すべき内容は多々ありますが、メンバーがいて元気に野球ができる歓びを肌で感じたという点では大成功の古希野球初シーズンではなかったかなと、自分に及第点を与えています。
12日の近畿大会は三田プリンス古希を象徴する2試合でした。1回戦の相手は「古希・茨木シニア倶楽部」。マウンドのない平坦なグランドにやや面喰って初回に1点先取されました。以後はゼロ封。わたしが提案した打順が功を奏し2-1と逆転。試合後の握手では「ナイスピッチング」と讃えてくれましたから、茨木の選手たちには「好投手」と映ったようです。
30分後の2回戦は同じ兵庫の甲子園スター。2回までに5点を取られ、自らNさんにマウンドを譲りました。来年度の課題は、まずわたしの球をしっかり受け止めてくれる捕手の存在です。パスボールだけでなく、投球の度にポロ、ポロとなるとどうもリズムに乗れない自分がいます。リリーフのNさんが巧みな投球で1点の追加を許したのみ。結果は3-6の敗戦。甲子園スターには今シーズン3敗しました。来年はしっかりリベンジさせていただきます。
というわけで、今年度の成績を振り返ると。リーグ戦は4勝4敗2分け。
川西に3-0、3-3。甲子園には2-3、6-7。尼崎とは3-3、5-0。西宮は5-2、8-4。そして優勝の宝塚とは0-9、2-3。尼崎の引き分け時は痛風の痛みがあり、宝塚での大敗は母親の死去で睡眠不足で臨んだ結果。あとはエラーで負けた試合もありましたが1点差の試合が三つあったので、二つの引き分けを含めて、来年は5試合勝ちにつながる可能性があります。
12試合に登板、計5勝5敗2分け、イニング数77。チームの雰囲気とメンバーに恵まれて、再び野球の世界へ戻った初年度としては満足です。しかし残念だったのは野球に没頭できなかった事。仕事を持つ身では職場に迷惑をかけながら、半日の参加でチームにも十分な貢献が出来ないことの連続で、終日古希野球の世界に身を置きたい願望が募りました。
「あと何年できる?仕事を気にせずに野球がしたいなあ」。そこで代表を務める障害福祉事業所の後継者づくりに本格的に取り組み始めたら、なんと70歳になると厚生年金も終わり、給料を下げないといけない(社労士さんの助言)のだと知りました。「そろそろ君は引き下がりなさい」ということなのでしょう。かくしてわたしは来春4月から週2回の勤務となり(NPOの理事長はあと2年努めますが)、還暦野球と古希野球の両方の試合や練習に参加することが可能となるのです。
この歳で来たるべき年に夢が持てるとは、ワクワクして正月を迎えることが出来るとは、なんという幸せ。来シーズンは練習に参加し、先輩たちとランチもし、若い還暦のメンバーとポジションを争い、結果に一喜一憂する日々がやってきます。野球のあとは職場へとんぼ返りしなくて済むし、三田谷や駒ヶ谷公園の事務所でシャワーを浴びて着替え、おいしいコーヒーなど味わってみたいなあと、自由な野球人生を夢見ています。
だが三田市にはゆっくり本が読めるコーヒーショップがないんだなあと、残念に思いながら神戸新聞を開いたら、「新三田駅前にスターバックスコーヒーが進出」とあるではありませんか。桜並木を見渡す自然豊かな場所にスタバ?まるでわたしのために誕生するようなものじゃないか。来シーズンは試合に勝利し、先輩たちとバーミヤンで餃子&ノンアルを楽しみ野球談議。その後は帰途スタバで心ゆくまで本を読みます。
誰がエラーをしても、自分が打ちこまれても、みんなが居るから野球ができる、感謝しかないんだなあ。それを感じて成長できた2019年のシーズンが終わりました。古希野球をとおして生涯スポーツを考える。社会にメッセージを送れる2020年となるよう、さあ、また今日からトレーニングです。
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